シラバス詳細

タイトル「2024年度シラバス(学部)」、カテゴリ「基礎教育科目-KSU基盤教育」

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科目情報

科目コード

0F980030

科目名

□ジェンダーと社会

講義名

□ジェンダーと社会

クラス

[003]

学年

1年

キャンパス区分

 

開講学期

前期

開講時期

前期

曜日・時限

木3

科目種別

科目区分

基礎2

単位区分

選択

単位数

2

準備事項

備考

実務家教員

講義情報

コンピテンシー/Competency

得た知識や技能を基に自分の考えを組み立て、問題を正しく捉え、課題を考えることができる(問題発見力)

時代の変化に主体的に向き合って関わり合うことができる(主体的行動力)

自分なりの解決策を実行し、価値を生み出していくことができる(課題解決力)

講義概要/Class Outline

「ジェンダー」とは、社会的・文化的に”作られた”性別(いわゆる「女らしさ」や「男らしさ」)のことである。本科目では、ジェンダーとは何かということの理解を促したうえで、恋愛や結婚、就職など、学生にとって身近で関心が強いと思われるトピックについて、それらが「女と男」というジェンダーの問題とどのように関わっているかを一緒に考えていきたい。

①本授業科目は、本学学則上のディプロマ・ポリシーの1,2及びカリキュラム・ポリシーの1に対応する。
②本授業科目は、全学共通の基礎教育科目として1年次に配当されている。

講義計画(テーマ及び学習内容) (テキスト)

講義計画(テーマ及び学習内容)

内容

1

イントロダクション:
授業の進め方と概要について説明する。

2

ジェンダーとセクシュアリティ:
セクシュアリティという概念と対比させながら、ジェンダーとは何かを解説する。

3

性差別とフェミニズム:
性差別やジェンダーという概念の歴史的背景を概説する。

4

性別役割分業:
「男は仕事」「女は家庭」という価値観と現状について考える。

5

職業とジェンダー:
性別によって適する職業や役割は違うのかを考える。

6

ジェンダーをめぐる法制度:
法制度の現状を解説し、問題点を考える。

7

男女共同参画社会:
男女共同参画の理念と取り組みについて紹介する。

8

「母性」「父性」という神話:
母性や父性という考え方にひそむ問題点を解説する。

9

家族とジェンダー:
「家族」という人間関係のあり方とジェンダーの関連性について解説する。

10

恋愛とジェンダー:
男女の恋愛観の違いについて考える。

11

恋愛とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ:
恋愛関係の中で生じる性の問題と、ジェンダーや人権との関係について考える。

12

恋愛関係とデートDV:
増加するデートDV(恋愛カップル間で生じる暴力)について、その社会的背景を考える。

13

ジェンダーとLGBTQ:
性的指向や性自認とは何かを解説する。

14

性の多様性:
性の多様性を認める社会のあり方について考える。

到達目標/Class Goal

①ジェンダーに関する基礎概念・知識を理解することができる。
②ジェンダーの視点に立ち、差別や人権について主体的に考察することができる。

準備学習の内容(事前・事後学習)

講義で用いる資料に事前に目を通しておくこと(詳しくは講義中に指示する)

評価基準GradingCriteria

「秀:90点から100点」、「優:80点から89点まで」、「良:70点から79点まで」、「可:60点から69点まで」、「不可:59点以下」の基準により評価する。

評価方法/Grading Method

期末レポートにより評価する。期末レポートは、講義の内容を踏まえたうえで自身の考えを論述するもので、具体的な課題は講義にて説明する。3分の2以上の出席を単位認定の条件とする。

ルーブリック/Rubric

評価項目

期待を大きく上回る

期待以上である

やや努力を要する

努力を要する

相当の努力を要する

理解度

授業内容を超えた自主的な学修が認められる

授業内容をほぼ100%理解している

到達目標を理解しているが、授業内容の理解に不足がある

到達目標に達していることが認められる

到達目標に達していない

論理的思考力

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、他者を納得させることができる意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、自分の意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができる

授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができない

受講上の注意/Class Rules

できるだけ時事問題を取り入れて講義を行うので、日頃からニュースや新聞に接するようにしてください。

受講制限/Prerequisit

受講者制限125名

関連する科目RelatedClass

なし

教科書/Text

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

教科書/Text (手配情報)

指定図書/Assigned Books

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

指定図書/Assigned Books (手配情報)

参考文献/Bibliography

著者名

書名

出版年

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ISBN

本体価格

参考文献/Bibliography (手配情報)