シラバス詳細

タイトル「2025年度シラバス(学部)」、カテゴリ「専門科目-地域共創学部-地域づくり学科-18~21入学年度(2~4年次配当科目)」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

科目情報

科目コード

0FG20019

科目名

憲法Ⅰ

講義名

憲法Ⅰ

クラス

[001]

学年

2年

キャンパス区分

 

開講学期

前期

開講時期

1Q

曜日・時限

月1、木1

科目種別

科目区分

学科共通(選必)

単位区分

選必

単位数

2

準備事項

備考

実務家教員

講義情報

コンピテンシー/Competency

得た知識や技能を基に自分の考えを組み立て、問題を正しく捉え、課題を考えることができる(問題発見力)

論理的思考に基づき分析・解析し、適切に表現(記述・口述)できる(論理的思考力)

自分なりの解決策を実行し、価値を生み出していくことができる(課題解決力)

講義概要/Class Outline

【概要】
 憲法学は大きく分けると、「憲法上の権利論(人権論)」と「統治機構論」の2つからなります。本講義では憲法上の権利論を扱います。
 憲法は、国民の意思に基づいて国の運営(国政)が行われることを要求していますが、そのような国民の意思に支えられていたとしてもやってはならないことがあります。その中には、国民一人ひとりに保障された権利を侵してはならないという原則があり、この権利のことを「憲法上の権利」と呼んでいます。本講義では、憲法がどのような権利を保障しているのか、それらの権利に対する制約が例外的に許されるのはどのような場合か、について具体的な判例を紹介しながら、説明していきます。授業のレベルは、公務員試験の専門科目レベルに設定します。

【位置づけ】
 この科目は地域共創学部地域づくり学科のディプロマ・ポリシーの1番に、カリキュラム・ポリシーの1・2番にそれぞれ該当します。
 また、この科目は当学部当学科の学科共通科目として2年次に配当されています。

講義計画(テーマ及び学習内容) (テキスト)

講義計画(テーマ及び学習内容)

内容

1

オリエンテーション/思想・良心の自由
教科書:第1章-3

2

信教の自由
教科書:第1章-4

3

政教分離
教科書:第1章-5

4

表現の自由①:総論
教科書:第2章-2

5

表現の自由②:各論
教科書:前回と同じ

6

表現の自由③:集会の自由、結社の自由+小テスト①
教科書:第2章-3

7

学問の自由/教育を受ける権利
教科書:第1章-2・6

8

職業選択の自由
教科書:第4章-1

9

財産権
教科書:第4章-2

10

生存権/労働基本権
教科書:第4章-3・4

11

法の下の平等①:基本枠組み、初期の判例+小テスト②
教科書:第3章-2・3

12

法の下の平等②:家族制度に関する論点
教科書:第3章-2・3

13

幸福追求権(新しい権利)
教科書:第1章-1、第2章-1

14

講義のまとめ+定期試験

到達目標/Class Goal

●憲法が何のためにあるのか、それが他の法とどう違うのか、について説明できるようになる。
●憲法上の権利とその制限について、主に判例に依拠して、説明できるようになる。
●現代社会の問題を憲法上の権利の観点から分析することができるようになる。

準備学習の内容(事前・事後学習)

【事前学習】計20時間
・「B 講義計画」欄に示した教科書の該当箇所を読む。
・教科書の各テーマの最後にある〇×問題を解いておく。
【事後学習】計40時間
・レジュメやノートを見返しながら、講義内容が自分で再現できるかどうかを確認する。
・配布する復習問題を解く。

評価基準GradingCriteria

定期試験等の得点によって次のように評価します。
S:90点以上、A:80~89点、B:70~79点、C:60~69点、D:59点以下 、E:出席回数不足または定期試験未受験

評価方法/Grading Method

「到達目標」に達しているかを下記の方法と割合で判定します。
●小テスト 20%
●定期試験 80%

ルーブリック/Rubric

評価項目

期待を大きく上回る

期待以上である

やや努力を要する

努力を要する

相当の努力を要する

理解度

授業内容を超えた自主的な学修が認められる

授業内容をほぼ100%理解している

到達目標を理解しているが、授業内容の理解に不足がある

到達目標に達していることが認められる

到達目標に達していない

論理的思考力

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、他者を納得させることができる意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、自分の意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができる

授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができない

課題解決能力

専門的な知識を実社会での実践に役立てることができる

応用的な課題について専門的な知識を用いて説明できる

専門的な知識について、基本は理解しており、説明できる

専門的な知識の獲得・修得に取り組んでいるが、説明できるレベルではない

専門的な知識に関心がない、またはその獲得・修得に取り組んでいない

受講上の注意/Class Rules

●授業中の私語は厳しく禁止します。
●教科書は授業中にも必要に応じて参照しますので、必ず購入してください。
●初回から講義を開始します。予習をしておいてください。

受講制限/Prerequisit

受講者制限200名

授業アンケート等を踏まえた改善事項

改善すべき要望等は特になかったが、到達目標に沿った授業内容の工夫を継続する。

関連する科目RelatedClass

【この講義の前または同時】
・法学概論Ⅰ・Ⅱ
・民法Ⅰ
【この講義の後】
・憲法Ⅱ
・民法Ⅱ
・行政法Ⅰ・Ⅱ
・キャリア演習Ⅱ

教科書/Text

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

大林啓吾=小林祐紀編著

ケースで学ぶ憲法ナビ〔第2版〕(ファーストステップ教養講座シリーズ)

2021-03-10

みらい

9784860155490

2,310

教科書/Text (手配情報)

学内書店で販売する。

指定図書/Assigned Books

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

指定図書/Assigned Books (手配情報)

参考文献/Bibliography

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

参考文献/Bibliography (手配情報)