シラバス詳細

タイトル「2026年度シラバス(学部)」、カテゴリ「専門科目-国際文化学部-国際文化学科-2年~4年次配当科目(22~25入学者)」

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科目情報

科目コード

0F770045

科目名

現代欧米事情

講義名

現代欧米事情

クラス

[001]

学年

3年

キャンパス区分

 

開講学期

前期

開講時期

1Q ~ 2Q

曜日・時限

火4

科目種別

講義

科目区分

学科共通(選必)

単位区分

選必

単位数

2

準備事項

備考

実務家教員

講義情報

コンピテンシー/Competency

得た知識や技能を基に自分の考えを組み立て、問題を正しく捉え、課題を考えることができる(問題発見力)

論理的思考に基づき分析・解析し、適切に表現(記述・口述)できる(論理的思考力)

自分の考え方をしっかり相手に伝えることができる(意思伝達力)

講義概要/Class Outline

いま、脱境界化する世界の中で、欧米社会そのものが大きな揺さぶりを受けている。国境を越えて多文化社会を志向する動きがあり、そして、他方ではボーダーレス化に危機感を覚え、従来型の国民国家の文化的価値を声高に叫ぶ勢力がある。現代の欧米社会は、この両者の衝突の場である。本講義では、現代の欧米社会のさまざまなトピックを樋口、志水、尾張の3人の教員が紹介し、ボーダーレス化する世界における欧米文化の諸問題を明らかにする。

本授業科目は、国際文化学部ディプロマ・ポリシーの1および2と国際文化学科のカリキュラム・ポリシーの2に対応した科目である。本科目は国際文化学部の発展的科目として3年次に配当されている。

講義計画(テーマ及び学習内容) (テキスト)

社会情勢や、都合により講義の順番や内容が変更されることがあります。詳細は授業初回に説明します。また変更があった場合はKsLifeでも告知します。

講義計画(テーマ及び学習内容)

内容

1

現代の欧米社会を知るために大切なこと(樋口)
--授業概要、履修・単位取得の仕方
--ヨーロッパ近代・現代史の見取り図

2

移民の国フランスとゼノフォビアの反復性(樋口)

3

フランスのラップ文化とバンリュー(樋口)

4

「フランス人」と「平等」、「ライシテ」(樋口)

5

現代フランスにおける「われわれ」(樋口)

6

イギリス王室の変遷、多民族現代イギリス社会(志水)
―『クイーン』『英国王のスピーチ』について 王室の役割の変遷と現在 EU離脱(ブレグジッド)後の経済とイギリス社会における移民問題 イギリス紳士と民族混淆社会の現実 オックスブリッジ 試行錯誤された教育改革
※志水担当箇所では、グループを作り、トピックについて毎回話し合い、発表してもらう。

7

イギリス植民地政策の歴史と現代への影響(志水)
―イギリスの三枚舌外交とパレスチナ問題 ガザ地区の現状 イギリス連邦の国々 世界におけるイギリスの位置の移り変わりとイギリスの社会福祉制度 サッチャー政権の影響 新自由主義『鉄の女の涙』

8

アメリカの1960年代「カウンター・カルチャ―」と現代への影響(志水)
―受け継がれる生き方のファッション アメリカの様々な社会運動について 京都議定書やパリ協定に際したアメリカ フェミニズム運動とベティ・フリーダン 法曹界のレジェンド、ルース・ベイダー・ギンズバーグのカウンターパワー

9

現代アメリカの社会問題 テロとの戦い 格差問題 民族問題 銃問題(志水)
―『華氏911』について なぜテロが起こるのか 石油とアメリカ 第2のサブプライムローンとなる学資ローン 現代の民族差別 トランプ大統領の政策 アメリカ民主党政権とトランプ大統領のいたちごっこ 
グループごとに担当するトピックについて原稿を分担して作成する パネリストを選定する

10

アメリカの現在(志水)
―アメリカの社会政策と対外政策 世界の国々との関係、日米関係の今後― をテーマとしたパネルディスカッションを行う。パネリストはグループを代表し、グループメンバーは必ず分担個所を提出しておく。質疑応答には全員参加する。

11

EU: 蘇った帝国 vs. 再国民化(尾張)

12

キリスト教的ヨーロッパとイスラモフォビア(尾張)

13

ネオナチ、極右、それとも大衆?(尾張)

14

多文化主義は幻想なのか?(尾張)

到達目標/Class Goal

①現代の欧米社会の動向とその諸問題がわかる。
②現代の欧米社会のあり方について批判的に検討できる。
③現代の欧米社会の抱える問題を、我々の生きる日本社会に応用して考察できる。

準備学習の内容(事前・事後学習)

毎週、講義の内容に関する小レポート(400〜800字)を提出すること (毎週2時間程度の復習)
指定図書・参考図書等を用い最終試験(論述試験)の準備をする(毎週1時間程度)  
総じて60時間の学習が必要

評価基準GradingCriteria

履修規定通り。60%以上でC, 70%以上でB, 80%以上でA, 90%以上でS。

評価方法/Grading Method

試験(60点)および小レポート全14回(70点)の計130点を100点に換算する。出席点はありません

ルーブリック/Rubric

評価項目

期待を大きく上回る

期待以上である

やや努力を要する

努力を要する

相当の努力を要する

理解度

授業内容を超えた自主的な学修が認められる

授業内容をほぼ100%理解している

到達目標を理解しているが、授業内容の理解に不足がある

到達目標に達していることが認められる

到達目標に達していない

論理的思考力

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、他者を納得させることができる意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、自分の意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができる

授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができない

受講上の注意/Class Rules

単位取得のルールを説明するので、初回授業には必ず出席すること。

受講制限/Prerequisit

なし

授業アンケート等を踏まえた改善事項

3人の担当者からバラエティーに富んだ話が聞けることには満足度が高かったが、テストのときに採点者の基準をそろえることが課題である。良く話し合い、公平な評価ができるように努めていく。

関連する科目RelatedClass

国際教養科目全般。特に、「国際教養学入門」、「ヨーロッパ史概説」、「アメリカ史概説」、「欧米文化論」、「英語圏文化論」の単位は取得済みであるのが望ましい。

教科書/Text

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

教科書/Text (手配情報)

指定図書/Assigned Books

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

ルート・ヴォダック

右翼ポピュリズムのディスコース【第2版】――恐怖をあおる政治を暴く

2023-01-19

明石書店

9784750355153

笹田直人・野田研一・山里勝巳 編著

アメリカ文化55のキーワード

2013-11-10

ミネルヴァ書房

9784623067718

宮島喬

フランスを問う:国民、市民、移民

2017-08-30

人文書院

9784409230589

指定図書/Assigned Books (手配情報)

学内書店で販売する。

参考文献/Bibliography

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

エンツォ・トラヴェルソ   2021/5/31 出版社 作品社 ISBN ‎ 9784861828478

ポピュリズムとファシズム: 21世紀の全体主義のゆくえ

2021-05-31

作品社

9784861828478

ジェラール・ノワリエル

『フランスという坩堝』

2015-09-30

法政大学出版局

9784588010323

樽本英樹 (編集)

排外主義の国際比較:先進諸国における外国人移民の実態

2018-10-13

ミネルヴァ書房

9784623083633

参考文献/Bibliography (手配情報)

学内書店で販売する。