シラバス詳細

タイトル「2024年度シラバス(学部)」、カテゴリ「基礎教育科目-KSU基盤教育-新カリキュラム」

和文・英文ボタンを押すことで、和文↔英文の切り替えができます。

科目情報

科目コード

0FAA0014

科目名

□心と身体の健康

講義名

□心と身体の健康

クラス

[006]

学年

1年

キャンパス区分

 

開講学期

後期

開講時期

後期

曜日・時限

水3

科目種別

科目区分

基礎教育

単位区分

選択

単位数

2

準備事項

備考

実務家教員

講義情報

コンピテンシー/Competency

得た知識や技能を基に自分の考えを組み立て、問題を正しく捉え、課題を考えることができる(問題発見力)

自分の役割を理解し他者との関わりや共存に欠かせない対人関係を築くことができる(対人関係力)

講義概要/Class Outline

心と身体のバランスはヒトの健康に欠かせない重要なものである。心身の健康を維持するためには、心の反応に気付けることが大切で、その初期の反応にいち早く気付き、正しく対処する必要がある。本講義では、1)大学生が抱えがちなこころの問題について、2)こころの問題に対処する方法、3)人や社会との関わり などについて心理学的な視点を通して心と身体の健康について学んでいく。
なお、本授業科目は、本学学則上のディプロマ・ポリシーの1と2及びカリキュラム・ポリシーの1に対応する。また、本授業科目は、全学共通の基礎教育科目として1年次に配当されている。

講義計画(テーマ及び学習内容) (テキスト)

講義計画(テーマ及び学習内容)

内容

1

オリエンテーション
 「こころ」とは何か?
 大学生のこころの動きとは?

2

青年期の病理①
 健康とは?心の病気とは?
 主な精神疾患について

3

青年期の病理②
 ストレスと心身症

4

青年期の病理③
 発達障害等

5

青年期の病理④
 発達障害についてのDVD視聴

6

こころの健康を保つためには?
 ストレスとストレス耐性
 コーピングの方法
 目標の立て方について

7

不安について
 不安のメカニズムとは?
 不安との付き合い方について

8

物事の捉え方について
 認知とは?
 物事の捉え方と心身の健康との関係は?

9

性格・人格①
 性格とは何か?
 自分の性格傾向を理解する

10

性格・人格②
 自分とは?
 多様性とは?

11

睡眠と健康について
 睡眠は心と身体の健康にどう影響するか?

12

依存症
 様々な依存について

13

対人関係とコミュニケーション①
 人が社会で生きていくために必要なもの、人との関係性

14

対人関係とコミュニケーション②
 デートDVについて、自身の自己表現の方法について

到達目標/Class Goal

①鬱や睡眠障害など、初期の反応に自ら気付くことができるようになること、そして正しい対処を行うことができるように様々な学びを深める。
②心を健やかに保つため、適切な日常生活習慣の維持について理解することができる。
③メンタルヘルスマネジメント能力を高める。心と身体の関係を理解する。日常生活場面においても心と身体の両面に目をむけて、心を健やかに保つための行動とは、適切な日常生活習慣の維持に他ならないことを理解し、それを実践できるようにする。

準備学習の内容(事前・事後学習)

事前学習:各回の授業はリンクする部分が多いので、各授業の復習をしながら知識の定着をはかること。
事後学習:講義内で毎回ミニッツレポートを提出してもらう。

評価基準GradingCriteria

評点(100点満点)の60点以上を合格とし、60~69点をC(可)、70~79点をB(良)、80~89点をA(優)、90点以上をS(秀)とする。

評価方法/Grading Method

各授業回のミニッツレポート点(各回2点×14回)と期末試験(72点満点)の合計100点で評価をする。

ルーブリック/Rubric

評価項目

期待を大きく上回る

期待以上である

やや努力を要する

努力を要する

相当の努力を要する

理解度

授業内容を超えた自主的な学修が認められる

授業内容をほぼ100%理解している

到達目標を理解しているが、授業内容の理解に不足がある

到達目標に達していることが認められる

到達目標に達していない

論理的思考力

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、他者を納得させることができる意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理して理論的に構造化でき、自分の意見や手順を論理的に展開できる

授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができる

授業内容に関連する事象・情報を整理し、構造化ができない

受講上の注意/Class Rules

※本講義では精神疾患やうつ、ひきこもりなど本人や家族にとって大変デリケートな事案も題材にすることを特に留意した上で受講してください。自分自身の事についても考えてもらう機会になると思います。
※ミニッツレポートへの「適切な回答」をもって出席確認を行います。
※通算5回目の欠席をした場合、定期試験の受験資格を失います。毎回当日の講義の内容をまとめるミニッツレポートの提出を求め、カードリーダーが出席でもミニッツレポートの提出がなければ出席は無効とするので留意して受講してください。
※講義内容は受講者の理解度によっては適宜内容を変更・調整することがある。

受講制限/Prerequisit

※前期開講の「心理学概説/心理学の世界(幸地担当)」と重複/連続履修することを認めない。自身で確認をしてから履修してください。
※受講人数は80名を上限とする。

関連する科目RelatedClass

なし

教科書/Text

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

教科書/Text (手配情報)

指定図書/Assigned Books

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

指定図書/Assigned Books (手配情報)

参考文献/Bibliography

著者名

書名

出版年

出版社名

ISBN

本体価格

参考文献/Bibliography (手配情報)