シラバス詳細

タイトル「2024年度シラバス(学部)」、カテゴリ「基礎教育科目-KSU基盤教育-新カリキュラム」

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科目情報

科目コード

0FAB1002

科目名

□課題解決演習(21世紀の生き方)

講義名

□課題解決演習(21世紀の生き方)

クラス

[001]

学年

1年

キャンパス区分

 

開講学期

後期

開講時期

後期

曜日・時限

木3

科目種別

科目区分

基礎教育

単位区分

選択

単位数

2

準備事項

備考

実務家教員

講義情報

コンピテンシー/Competency

論理的思考に基づき分析・解析し、適切に表現(記述・口述)できる(論理的思考力)

溢れる情報から、必要な情報を検索し、取捨選択することができる(情報判断力)

異文化を理解して思考し、柔軟に行動することができる(異文化理解力)

講義概要/Class Outline

本授業は、時代・社会の変化・実態・ニーズを理解し、日本国内だけでなく、世界のどこでも誰とでも学びあい、仕事ができるにはどうしたらいいのかを考察することを目標とする。さらに、実務家をゲストスピーカーとして招聘し、どのように実践し取り組んだのかを紹介していただき、総合的討論を行う。尚、以下の問題意識を持ち履修してもらいたい。

①あなたは気づいていますか?
現在、日本を含め世界はこれまで見られなかった新しい問題が生じています。例えば、日本人の出生数はついに80万人を切りました。人口減少は想像以上に深刻であり、日本国内の需要は増えず、日本市場を相手にするだけではビジネスは厳しく、否が応でも異文化の世界を相手に生きていかなければなりません。

②あなたは自信がありますか?
日本国内に外国人労働者とその家族を受け入れることも必要となってきます。職場や生活空間の中に異文化の外国人がいることが当たり前の社会になるでしょう。異文化の彼らとどのように対等で円滑に仕事や生活をしていけばいいのでしょうか?

③あなたは対応できますか?
間もなく本格的な人工知能やIoT社会の到来し、仕事や働き方は大きく変化することになります。日本国内では約50%の仕事が消えるともいわれています。自分を生かせる選択肢を広げるためにも日本国内だけでなく海外就職も考えた方がいいでしょう。

・本授業科目は、本学学則上のディプロマ・ポリシーの1と2と4及びカリキュラム・ポリシーの1に対応する。
・本授業科目は、全学共通の基礎教育科目(教養科目)として1年次に配当されている。

講義計画(テーマ及び学習内容) (テキスト)

講義計画(テーマ及び学習内容)

内容

1

ガイダンス‐講義についての留意点と心構え‐

2

現代の社会問題とは

3

第2回についての学生考察発表・討論‐Aグループ‐

4

不確実性さを増す日本と世界‐グローバル化・人口問題‐

5

第4回についての学生考察発表・討論‐Bグループ‐

6

不確実性さを増す日本と世界‐AI・仕事の変化‐

7

第6回についての学生考察発表‐Aグループ‐

8

世界で仕事をする①‐異文化コミュニケーションとは‐

9

世界で仕事をする②‐異文化の人々を観察し分析する‐

10

第8・9回についての学生考察発表‐Bグループ‐

11

ゲストスピーカーの講演と全体討論

12

第11回についての学生考察発表‐Aグループ‐

13

ゲストスピーカーの講演と全体討論

14

第13回についての学生考察発表‐Bグループ‐・総括

到達目標/Class Goal

1)語る力
物事を認識し、それを言語化・理論化・正当化できる。
2)情報力と課題発見・解決能力
時代・社会の流れの無知から脱却し、それらの課題を発見し解決できる。
3)人間力
異文化の人たちの立場に立って考える。そのためには、相手の歴史・文化・社会だけでなく、自分の歴史・文化・社会を理解し比較し対応できる。
4)グローカル力
国際社会で通用するグローバルな視点やセンスを持ちながら、地域(ローカル)の文化・社会を理解し、新たな価値観を発見し、地域の発展に貢献できる
5)異文化社会で生きる力
世界のどこでも誰とでも学びあい、生きていくとはどういうことかを理解し、そのための課題を発見し解決できる。

準備学習の内容(事前・事後学習)

①事後学修として前回の講義内容の資料、参考文献を改めて熟読し、自分のノートに整理すること(30時間程度)
②事前学習として、指定した教科書。参考文献を熟読し、ある程度考察してみること(30時間程度)

評価基準GradingCriteria

授業科目履修規程に準じて評価する。定期試験は「到達目標」に明示した①~②とする。 また、講義内の口頭発表は、発表形式、PPT作成力、知識、解析力、口頭能力、論理性、調査方法が具体的に説得力を持っているかどうかで判断する。

評価方法/Grading Method

口頭発表:50%、定期試験:50%

ルーブリック/Rubric

評価項目

期待を大きく上回る

期待以上である

やや努力を要する

努力を要する

相当の努力を要する

課題発見・設定力研究テーマ(発表のための目標)の設定

与えられた研究テーマに対し、意義や背景を他者に分かりやすく説明し、質問に対して的確に回答できる

与えられた研究テーマに対し、意義や背景を他者に分かりやすく説明し、質問に対し回答できる

与えられた研究テーマに対し、意義や背景を他者に説明でき、質問に対しての回答ができる

与えられた研究テーマに対し、意義や背景を他者に説明できるが質問に対しての回答が的確ではない

与えられた研究テーマに対し、意義や背景を他者に説明できるが不十分である

プレゼンテーション③スライド資料が適切に作成できる

発表内容に照らして一工夫したスライド資料を作れている。その結果、聴衆に内容がうまく伝わった手ごたえがある

文字の大きさや図表の使い方は十分だが、情報が多過ぎる、あるいは少なすぎる

文字の大きさも十分で、図表やグラフも使っており、スライド資料の順番も問題ない

文字の大きさは十分だが、図表やグラフが少なく、聴衆にうまくPRできていない

スライド資料の文字が小さい、図表が少ないなど、聴衆にとってわかりにくい

発言力、コミュニケーション力の活用ができる

議論の流れを読み、議論を進めるような発言ができる。自分の意見だけではなく、周囲の意見を求められる。議論を収束させ、結論を出すことに貢献できる

議論の流れを読み、議論を進めるような発言ができる。自分の意見だけではなく、周囲の意見を求められる。議論を収束させ、結論を出すことに貢献していない

議論の流れを読み、議論を進めるような発言ができる。自分の意見ばかり主張しがちであるか、あるいは、周囲の意見に同意してばかりである

発言はあるものの、議論の流れが読めず、議論を進めるような発言ができない

発言をしない

受講上の注意/Class Rules

*受講制限をするので注意すること。

1)講義内容を改めて自分のノートに整理し、疑問点等があれば調べ、質問すること。

2)履修希望者多数の場合、何らかの条件・方法によって履修登録の制限を行う。履修希望者は初回の授業に必ず参加すること。これに出席できない場合は必ず教務または酒井まで事前に連絡をすること。連絡がない場合は履修を認めない。

3)状況に応じてシラバスを柔軟に変更する可能性有。特にゲストスピーカーのご都合に合わせるので留意すること

4)場合によって課外授業に変更する可能性有。

5)評価方法を留意すること。口頭発表を一度でもできなかった場合失格とする。但し、病、冠婚葬祭など特別な理由は除く。

6)日本語、英語、母語の辞書を必ず持参。

受講制限/Prerequisit

以下の何れかの条件を満たしている者

1)日本国内だけでなく、世界のどこでも誰とでも学びあい、仕事をしたいと考えている者

2)ある程度外国語能力がある者

尚、履修希望者多数の場合、何らかの条件・方法によって履修登録の制限を行う。履修希望者は初回の授業に必ず参加すること。これに出席できない場合は必ず教務または酒井まで事前に連絡をすること。連絡がない場合は履修を認めない。

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歴史、社会、経済、日本語教育、外国語、芸術、国際関係に関する科目

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